Kナンバーの評価・評判

Kナンバーという競馬予想サイトについて調べてみました。
気になった点を取り上げていきたいと思います。

ドメイン取得日と矛盾する記述

Kナンバーのドメイン取得日は2014年12月12日です。
サイト運営を始められるのはこの日以降になるはずです。
しかし、サイト内にはドメイン取得日と矛盾する記述が複数見受けられました。

①サイトトップの画像

まず、サイトトップに掲載されている、この記述です。

 

「今年度前年度利獲率No1」と書かれていますが、まだ出来て1ヶ月にも満たないサイトが、どうして今年度と前年度のランキングにランクイン出来るのでしょうか。
しかも、的中率、利獲率、成果満足度においてNo1、サポート部門で最優秀賞をもらっているそうですが、出来て1ヶ月未満のサイトがこれらの大賞に選ばれるでしょうか。
それとも、その他のサイトが出来て1ヶ月未満のサイトに負けてしまうようなクオリティの低いサイト達だったのでしょうか。
また、これだけの賞を受けていながら全く話題になっていないのも不思議に思います。

②投資競馬、FX、株の収益を比較したグラフ

次に投資金1万円で投資競馬、FX、株の収益を同条件で比較したグラフについてです。

右上に小さく、「会員様一例」と書かれているので、この期間に会員がいたことになりますが、下の期間の数字を見ると何年のものかはわかりませんが1月〜6月で比較しているようです。
しかし、2014年12月12日以降に考えられるのは2015年の1月〜6月しかありません。
このグラフは本当に集計した結果なのでしょうか。

③「現在ご利用中のお客様のメッセージ」に掲載された文章

最後に、会員からの声についてです。

このメッセージを書いている方はこのメッセージを書いている時点で、Kナンバーのメンバーになってから3ヶ月経っているそうです。
まだサイトが3ヶ月も経過していないのに、どうしてこの方は3ヶ月も利用していると言っているのでしょうか。
この方が本当にこの文章を書いたのか、はたまたこの会員自体存在するのか疑わしいところです。

これらの検証結果から、Kメンバーは情報を捏造している可能性が高いです。
他の情報も偽装・捏造されている可能性もありますので、十分注意して下さい。

会員登録項目に電話入力が必須

Kナンバーの会員登録の項目は、電話番号が必須になっています。
これまで検証してきた競馬予想サイトの中で、このように電話番号入力が必須のサイトは悪徳業者が運営しているケースが多い印象です。
メールアドレスのみの入力で情報提供をしているサイトは多く、メールとWEBサイトがあれば情報提供は完結するはずです。
でも、わざわざ電話番号を求めてくるということは、電話でのやり取りが発生する可能性が考えられます。

どのような目的で電話番号入力を必須にしているのかはわかりませんが、仮にいつもメールで受け取っているキャンペーンのお知らせやおすすめプランのお知らせが電話で知らされるとしたら、電話中に決断を迫られることが考えられそうです。

メールなら自分のタイミングで内容を確認し、内容を理解する時間、考える時間、を無制限に取ることが出来ます。
しかし、電話の場合対話になってしまうので、これらの時間を迫られてしまいます。
しかも相手は営業のプロですから、相手の口車に飲み込まれてしまい、冷静な判断を下せず、結局高額料金の情報量を支払ってしまう方も多いようです。
電話番号入力が必須のサイトはこのような注意点に注意して下さい。
電話でのやり取りでも自分の判断に自信を持てる方以外にはお勧めできません。

同じ会社が運営している可能性があるサイトの存在

Kナンバーのドメイン・サーバー情報を見たところ、馬研と同じ運営会社が運営している可能性が高いようです。
既に検証済みの馬研はKナンバーと同じく、電話番号入力が必須になっておりKナンバーの特徴と一致しています。
電話番号入力がこの運営会社の特徴なのでしょうか。
また、ドメイン取得日と矛盾する記述が複数あり、情報を捏造している可能性も高いようです。
他にもサイトを運営している可能性がありますので、似たような特徴があるサイトを見つけた際は注意して下さい。

悪徳競馬予想サイトに騙されないでください。

悪徳競馬予想サイトと見破るのは難しいことです。
それは悪徳競馬予想サイトが優良競馬予想サイトに似せて作られているからです。

パッと見で区別するのは困難なことなので、競馬予想サイトを自分で選ぼうとするのは止めておきましょう。
馬ラボでも800を超える競馬予想サイトを検証してきましたが、優良と判断できたサイトは10サイトもありません。

全体の98.75％は悪徳競馬予想サイトなのです。

98.75％の確率で負ける勝負をしたいとは思いませんよね。
しかも、負けには数万円の出費がもれなく付いてきます。