【競馬】荒れるレースランキングを発表!的中させるポイントも解説

競馬で「一撃高配当」を狙うなら、まず知っておきたいのが荒れるレースの傾向。
傾向を掴んでいるのといないのとでは、勝負レース選びの精度に大きな佐賀でます。
そこでこの記事では、以下の項目ごとに荒れるレースランキングをご紹介!
【グレード別】荒れるレースランキングTOP10!
【会場別】荒れるレースランキングTOP25!
馬場状態と荒れ方の関係とは?
【距離別】荒れやすいレース傾向と配当差
荒れるレースを的中させるための3つのポイント
中央・地方競馬の違い、馬場状態(良馬場・重馬場など)や距離別の傾向まで網羅。
各カテゴリで平均配当額を基準に比較しているため、どのレースで穴狙いを仕掛けるべきかが一目瞭然です。
「どこで勝負すべきか迷っている」「とにかく万馬券が取りたい」
そんな方はぜひ、最後までご覧ください。
目次
【G1・G2・G3編】平均配当で見る!荒れるレースランキングTOP10!
ここでは単発の波乱を除外し・・・
「毎年のように高配当が出ている安定的に荒れるレース」に焦点を当ててランキング形式でご紹介します。
G1、G2、G3ごとに、配当だけでなく波乱要因やレースの傾向もあわせて記載。
波乱を前提に戦略を組み立てたい方は、ぜひ参考にしてください。
G1で荒れるレースTOP10
G1レースは実力馬同士の戦いという性質上、基本的には堅く収まりやすいと考えられがちです。
しかし、展開・馬場・枠順・季節要因が重なったときには、人気馬の凡走・伏兵の激走といった波乱が生まれることも多く、狙い所を見誤らなければ大きなリターンが期待できます。
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ランキング | レース名 | 開催時期 | 平均配当(3連単) | 主な波乱要因 |
---|---|---|---|---|
1位 | 高松宮記念 | 3月 | 約480,000円 | 短距離+道悪 +混戦メンバー |
2位 | 天皇賞・春 | 4月 | 約350,000円 | 長距離適性 +スローペースの罠 |
3位 | 安田記念 | 6月 | 約320,000円 | 差し有利なマイル展開 +外国馬 |
4位 | スプリンターズS | 10月 | 約310,000円 | 海外帰りの馬 +高速馬場の罠 |
5位 | NHKマイルC | 5月 | 約300,000円 | 混戦+3歳限定 +不安定なペース |
6位 | オークス | 5月 | 約280,000円 | 牝馬の距離不安 +成長差 |
7位 | 秋華賞 | 10月 | 約270,000円 | 乗り替わり +秋の初戦+トライアル馬 |
8位 | 宝塚記念 | 6月 | 約260,000円 | 雨・馬場悪化 +ローテの差 |
9位 | エリザベス女王杯 | 11月 | 約250,000円 | リピーター +混戦傾向 |
10位 | ジャパンカップ | 11月 | 約230,000円 | 国際馬+テン乗り +ペース読みにくさ |
特に注目は高松宮記念と天皇賞(春)。
芝短距離・長距離という極端な条件に加えて、天候の影響や展開の不安定さが配当に直結する傾向があります。
G2で荒れるレースTOP10
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ランキング | レース名 | 開催時期 | 平均配当(3連単) | 主な波乱要因 |
---|---|---|---|---|
1位 | セントライト記念 | 9月 | 約410,000円 | 夏の成長差 +未知の3歳馬の対戦 |
2位 | 京都記念 | 2月 | 約370,000円 | 休み明けG1馬の凡走 |
3位 | 東海S | 1月 | 約310,000円 | ダート戦特有の 前崩れ展開 |
4位 | 阪神牝馬S | 4月 | 約305,000円 | 牝馬の体調変動 +差し届く展開 |
5位 | アルゼンチン共和国杯 | 11月 | 約290,000円 | ハンデ戦 +長距離の不確定要素 |
6位 | ステイヤーズS | 12月 | 約280,000円 | 超長距離 +展開次第の紛れ |
7位 | フローラS | 4月 | 約270,000円 | 3歳牝馬の比較難 +一発ある騎手の台頭 |
8位 | 京王杯SC | 5月 | 約260,000円 | スプリント色 +前崩れの差し競馬 |
9位 | 青葉賞 | 4月 | 約250,000円 | クラシック前の手探り状態 |
10位 | 日経新春杯 | 1月 | 約240,000円 | 冬場+ハンデ戦+仕上がり差 |
G2レースは、実績馬の叩き台や成長途上の上がり馬の激突など「力関係が読みづらい構造」が荒れる大きな原因となっています。
特に春・秋の始動戦やローカル開催では波乱が頻発。
荒れやすさを前提に予想を組み立てることで、高配当を狙えるチャンスが広がるでしょう。
G3で荒れるレースTOP10
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ランキング | レース名 | 開催時期 | 平均配当(3連単) | 主な波乱要因 |
---|---|---|---|---|
1位 | 新潟記念 | 9月 | 約520,000円 | ハンデ+直線の長さ+末脚勝負の博打性 |
2位 | 中山金杯 | 1月 | 約460,000円 | 仕上がり差+斤量差+初戦特有の不確定性 |
3位 | 函館記念 | 7月 | 約440,000円 | 小回り洋芝+ハンデ+展開依存度 |
4位 | 小倉記念 | 8月 | 約430,000円 | 多頭数+差し届かず+逃げ残り |
5位 | 七夕賞 | 7月 | 約420,000円 | 不良馬場+東北開催+読みづらい展開 |
6位 | 愛知杯 | 1月 | 約400,000円 | 牝馬限定+斤量差+年始のコンディション差 |
7位 | 福島記念 | 11月 | 約390,000円 | 小回りローカル+直線短く紛れやすい |
8位 | 中日新聞杯 | 12月 | 約370,000円 | ハンデ+年末の不確定要素 |
9位 | 京成杯 | 1月 | 約360,000円 | 3歳限定+実力未知+乗り替わりの妙 |
10位 | 北九州記念 | 8月 | 約350,000円 | 超短距離+直線勝負+展開次第 |
G3レースの大半は、斤量差と展開次第で結果が大きく変わる構造です。
中穴〜大穴狙いで一攫千金を狙いたい方は、まずこのあたりのレースから検討してみてはいかがでしょうか。
【会場別】荒れるレースランキングTOP25!狙い目の競馬場はどこだ!?
ここでは、競馬場に着目して荒れるレースランキングを作成。
「より荒れる傾向がある舞台で馬券を買いたい」という方は、ぜひランキングを参考にしてみてください。
競馬場に着目した荒れるレースランキングがこちら!
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ランキング | 競馬場 | 区分 | 3連単の平均配当 | 波乱傾向の特徴 |
---|---|---|---|---|
1位 | 高知 | 地方 | 約85,000 | 馬場が特殊で 小頭数レースが多く 荒れやすい |
2位 | 盛岡 | 地方 | 約80,000 | 夏季開催中心で 不良馬場が多く、波乱多発 |
3位 | 佐賀 | 地方 | 約78,000 | コース形態のクセが強く 人気薄が台頭しやすい |
4位 | 名古屋 | 地方 | 約75,000 | 狭いコースで前残り展開が多く 逆に大荒れも多い |
5位 | 門別 | 地方 | 約72,000 | 北海道開催で特殊馬場 逃げ馬有利のため波乱発生 |
6位 | 園田 | 地方 | 約68,000 | 地元馬中心で穴馬が 突っ込むケースが目立つ |
7位 | 川崎 | 地方 | 約65,000 | ナイター開催で 展開読みにくく波乱傾向 |
8位 | 船橋 | 地方 | 約63,000 | 展開の読みづらさから 穴馬激走多数 |
9位 | 笠松 | 地方 | 約60,000 | 短距離中心で 差し決着の波乱あり |
10位 | 大井 | 地方 | 約58,000 | ナイター&多頭数で 荒れること多い |
11位 | 姫路 | 地方 | 約55,000 | ローカルな馬場で 波乱傾向 |
12位 | 浦和 | 地方 | 約53,000 | 坂が多いコースで 展開に左右される |
13位 | 帯広 | 地方 | 約50,000 | ダート独特の馬場状態で 荒れやすい |
14位 | 金沢 | 地方 | 約48,000 | 小規模開催で 人気割れ起きやすい |
15位 | 福島 | 中央 | 約45,000 | 芝重馬場や荒天時に 大波乱が多い |
16位 | 小倉 | 中央 | 約43,000 | ローカル開催で 展開不明瞭、穴馬台頭 |
17位 | 中京 | 中央 | 約40,000 | コース替わり時に 荒れやすい |
18位 | 札幌 | 中央 | 約38,000 | 開幕週や重馬場で 波乱傾向 |
19位 | 京都 | 中央 | 約35,000 | 長距離レースや 荒天時に高配当発生 |
20位 | 新潟 | 中央 | 約33,000 | 直線長く 差し追い込み有利で 波乱あり |
21位 | 中山 | 中央 | 約30,000 | 逃げ馬有利の展開で 固まりやすいが荒れも有 |
22位 | 東京 | 中央 | 約28,000 | 大箱コースで堅め傾向も 不意の荒れあり |
23位 | 阪神 | 中央 | 約27,000 | 芝内回りで差し決着多いが 堅実傾向 |
24位 | 函館 | 中央 | 約25,000 | 夏季開催で芝重馬場が 荒れの要因に |
25位 | 福島 | 中央 | 約23,000 | 芝の高速馬場で 波乱少なめ |
地方は全体的に高配当が多い傾向で、特に高知・盛岡などは荒れやすさトップクラス。
中央は福島や小倉など、直線の長いコースや坂の影響を受けるコースが波乱率高めです。
馬場状態と荒れ方の関係とは?
中央・地方を問わず、馬場状態がレース結果に大きな影響を与えることは、競馬ファンなら誰もが感じているはずです。
では、馬場の違いによってどの程度「荒れる確率」が変わってくるのでしょうか?
結論から言えば、重馬場・不良馬場になるほど高配当の出現率が跳ね上がる傾向にあります。
一方で「良馬場=堅い」とは限らないという点にも注意が必要です。
ペースや展開、枠順や風向きといった周辺要因が重なったとき、良馬場でも荒れるレースは存在します。
ここでは、馬場状態と平均配当の関係に焦点を当てながら、荒れる条件をより深く見ていきましょう。
重馬場・不良馬場は波乱の宝庫?
重馬場や不良馬場になると、脚質や血統によって大きな有利・不利が発生しやすくなり、それが人気馬の凡走や伏兵の激走につながる要因になります。
とくに芝では「キレ味勝負」ができない状況になり、先行・内枠・パワー型の血統が台頭しやすく、馬券的には非常に荒れやすい環境。
以下は、中央競馬における馬場状態別の3連単平均配当データ(過去5年平均)です。
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馬場状態 | 平均配当(3連単) | 波乱度合いの傾向 |
---|---|---|
良馬場 | 約70,000円 | 平均的 人気サイドが優勢 |
稍重 | 約95,000円 | 少し波乱含み |
重馬場 | 約124,000円 | 高配当頻発 |
不良馬場 | 約142,000円 | 超波乱 人気薄の激走多数 |
このデータからも分かるとおり、馬場が渋るほど配当の振れ幅が大きくなる傾向が明確です。
馬場悪化による「内が悪い」や「外差し馬場」などの傾向を早めに察知することで、人気の盲点となる馬を拾いやすくなります。
良馬場でも荒れるパターンの見抜き方
良馬場だからといって毎回堅い決着になるわけではありません。
特に次のような条件が重なると、良馬場でも大波乱の可能性が高まります。
- 開幕週で内枠・先行馬が過剰人気
- 逃げ馬が多数いてハイペース濃厚
- 実績馬が久々・斤量増・輸送不安など
マイナス材料あり - 前走重賞組と条件戦組の力差が不明瞭
- 枠順による展開バイアスが顕著(例:大外一気の展開)
こうした要素を読み解けば、「表面上の人気通りには決まらない」レースを察知できます。
また、JRA発表の馬場コンディションだけでは測れない微妙な差も馬券攻略の鍵。
たとえば「含水率」や「風の影響」「芝の張替え位置(A〜Dコース)」など、実際に競馬場で走ったレース映像や現地レポートを参考にすることも有効です。
良馬場は一見フラットなようでいて、情報戦の差が配当に直結しやすい環境とも言えます。
あえて良馬場で波乱を狙う場合は、展開・枠・調整過程など細かなズレを拾うことが重要です。
【距離別】荒れやすいレース傾向と配当差
競馬における「距離」も、レースの荒れ方に大きく関係するファクターです。
一般的には「短距離=スピード勝負」「中距離=総合力」「長距離=スタミナ勝負」とされますが、これによりレースの展開や馬券の難易度も変わってきます。
では、どの距離が最も波乱が起きやすく、高配当が飛び出す傾向にあるのでしょうか?
答えを一言で言えば、短距離・長距離は荒れやすく、中距離は比較的堅めになりやすいという傾向が見られます。
ここでは、距離別に平均配当をランキング形式で紹介しつつ・・・
- 荒れやすい距離の特徴
- 馬券検討のヒント
この2点をお伝えします。
【距離別】平均配当ランキングTOP5
以下はJRA全競馬場を対象に、距離ごとの3連単平均配当(過去5年)を比較したデータです。
このデータから「荒れやすい距離」がどこなのかを探ってみましょう。
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ランキング | 距離カテゴリ | 代表的な条件 | 平均配当(3連単) | 荒れやすさ評価 |
---|---|---|---|---|
1位 | 1,000〜1,200m (短距離) |
ダート短距離 芝スプリント |
約145,000円 | ★★★★★ |
2位 | 3,000m以上 (長距離) |
天皇賞春 菊花賞など |
約132,000円 | ★★★★☆ |
3位 | 1,400〜1,600m (マイル) |
安田記念 NHKマイルなど |
約112,000円 | ★★★★☆ |
4位 | 1,800〜2,000m (中距離) |
皐月賞 秋天など |
約85,000円 | ★★★☆☆ |
5位 | 2,200〜2,500m (長中距離) |
有馬記念 宝塚記念など |
約79,000円 | ★★☆☆☆ |
【荒れる傾向のある距離の特徴】
- 短距離戦:出遅れ・枠順・逃げ争いで大波乱が起きやすく、展開ひとつで人気薄が突っ込むケースも多数
- 長距離戦:騎手の腕やペース判断が大きく影響し、スタミナ比重が高いため波乱含み
- 中距離戦:能力比較がしやすく、堅く収まりやすい
荒れる距離で勝つためのヒント
荒れやすい距離で馬券を獲るには、「展開の読み」と「適性の見極め」が重要。
特に短距離・長距離においては、以下のような視点で馬券を組み立てると、穴馬を拾いやすくなります。
【短距離戦の狙い方】
- 先行馬多数なら差し・追込みの穴馬が突っ込む展開を想定
- 外枠でも先行力ある馬は意外と健闘する
- 初ダート・距離短縮ローテに注目
【長距離戦の狙い方】
- 過去に3,000m超で好走している馬は信頼度UP
- 騎手の長距離実績を重視(ペース配分力が重要)
- 少頭数で人気が偏るときこそ波乱含み
逆に中距離戦では、能力や実績がそのまま反映されやすく、データやオッズ通りに決着するケースが多いです。
それでも、G1などレベルの高い舞台では一瞬のミスや展開ひとつで波乱が起きるため、油断は禁物。
距離ごとの荒れやすさを把握しておくことで、「ここは荒れる」「ここは堅い」とメリハリを持った買い方ができます。
この意識を持つだけで、年間収支にも明確な差が出てくるでしょう。
荒れるレースを的中させるための3つのポイント
荒れるレースをただ眺めるだけではなく、的中させることこそが馬券師の醍醐味です。
しかし、人気薄が突っ込んでくるような波乱のレースでは、常識的な予想をしていてもなかなか当たりません。
では、どうすれば高配当を的中させられるのでしょうか。
答えは「人気馬に目を奪われずに、馬券圏内に届く可能性のある穴馬を拾える視点を持つこと」です。
ここでは、競馬ファンが荒れそうなレースで狙うべき「3つの勝負ポイント」を解説します。
- 前走凡走からの激走パターンに注目
- 血統・調教から波乱要素を拾う
- 展開予想で穴馬が浮かぶパターン
前走凡走からの激走パターンに注目
「前走大敗=今回も走らない」と早合点していませんか?
実は荒れるレースでは、前走凡走から巻き返して馬券になるパターンが頻発します。
特に以下のような条件に当てはまる馬は、穴馬として警戒が必要です。
状況 | 激走パターンの背景 |
---|---|
初芝→2戦目の芝変わり | 1戦目で芝慣れして変わり身 |
重馬場→良馬場への回復 | 馬場適性が大きく変わる |
不利・出遅れ | まともに走れておらず、度外視可能 |
距離延長・短縮の変化 | 条件替わりでパフォーマンス向上 |
地方→中央転入初戦・叩き2戦目 | 調整済みで一変パターンも多い |
これらの背景を見逃さず、「今回は条件が好転しているか?」を意識して予想すると、見逃されがちな穴馬の激走を拾うことができます。
人気を落とした馬こそ、馬券妙味の宝庫です。
前走の凡走理由を探り、「今回は走れる」要素があれば、積極的に狙ってみましょう。
血統・調教から波乱要素を拾う
荒れるレースで活躍する穴馬には、人気馬にはない「隠れたプラス要素」が存在することがあります。
その中でも特に注目すべきは、血統と調教内容です。
【血統で拾える穴馬の特徴】
- 父・母父にパワー型血統→重馬場や小回り・ダートでの一発に期待
- スタミナ血統×距離延長→長距離戦での伏兵として機能
- 芝→ダート替わりでダート向き血統→ダート一変パターンの穴馬に注意
【調教から拾うべきポイント】
- 最終追い切りで終い11秒台の加速ラップ
- 併せ馬で先着、特に格上相手なら評価アップ
- 中間で坂路・ウッドを織り交ぜて好時計
こういった情報は、新聞だけでなく調教時計や血統表を深く見ることで得られます。
人気薄の馬が抜群の動きを見せていたら、積極的に馬券に組み込むべきです。
特に人気馬に死角があるようなレースでは、こうした要素が高配当を呼び込む起爆剤となるでしょう。
展開予想で穴馬が浮かぶパターン
荒れるレースを的中させるには、出走馬の能力だけでなく「レース展開の予測」も欠かせません。
展開によっては人気馬が力を発揮できず、逆に人気薄の馬が恵まれるケースも多く見られます。
特に以下のような展開予想は、高配当を狙ううえで有効です。
展開タイプ | 浮上する穴馬の特徴 |
---|---|
ハイペース | 後方一気タイプが差し届く (追込馬が激走) |
スローペース | 逃げ・先行馬が粘り込みやすく 人気薄が残る |
逃げ馬多数 | ペース崩れて差し 追込馬に展開利あり |
人気馬が外枠 | 外を回されて失速し 内枠先行が恵まれる |
馬場の偏り | 内しか伸びない 外しか伸びない状況で波乱誘発 |
こうした展開要素を読むには、出走馬の脚質・枠順・騎手の傾向・天候と馬場などの複合的な情報をもとに「どう流れるか?」を予測することが重要です。
また、逃げ・先行馬の少ないレースで前に行ける人気薄がいれば、それは絶好の狙い目。
「展開に恵まれる穴馬を見抜く」ことができれば、荒れるレースでの高配当的中もグッと近づきます。
荒れるレースランキングまとめ
ここまで、競馬で「荒れるレース」を見極めるための具体的なランキングや考察ポイントを解説してきました。
G1〜G3別の平均配当ランキングに始まり、中央・地方、馬場状態や距離の違いなど、多角的に見ていくことで、波乱を生み出しやすいレースの傾向が浮かび上がってきたかと思います。
特に「荒れるレースで勝負したい」と考えている人にとって、以下のポイントは今後の馬券戦略に直結します。
- 平均配当の高いG3・ハンデ戦は狙い目
- 地方競馬の特定重賞(特に南関東)は高配当頻出
- 重馬場・不良馬場は波乱発生率が高い
- 芝1,200〜1,400mの短距離戦は先行争いが激化しやすい
- 凡走明けの実力馬・穴血統・調教評価の盲点に注目
- 展開予測によって浮かぶ穴馬は波乱の使者になりやすい
配当妙味があるレースは、当然ながら予想も難解になります。
しかし、だからこそ「荒れるポイント」を論理的に押さえることで、的中率ではなく回収率を重視する馬券スタイルが確立できます。
安定志向では得られない爆発力を、波乱のレースで掴んでいきましょう。