【中日新聞杯2025】過去10年の有効な消去法データを公開！

12月13日(土)に中京競馬場にて、中日新聞杯2025が開催されます！

どの馬を消すか迷う方も多いと思うので、過去10年における有効な消去法データをまとめてみました。

また、馬券購入者にとって有益な攻略情報についても発表。

この週末、馬券を当てたい方はぜひ最後までご覧ください！

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この記事の執筆者：茶田 優里

中日新聞杯2025における消去法データの詳細を発表！

中日新聞杯2025で使える、消去法データ一覧がこちらです。

• 単勝人気
• オッズ帯
• 年齢
• 休養状態
• 前走の着順
• 前走クラス
• 前走の距離

これらの項目は、過去10年の中で一貫して有効性が確認できる材料。

ひとつの視点だけで判断すると穴が生じるため、複数の角度を重ねることで精度が安定します。

全体の傾向を踏まえると不要な買い目を抑えつつ、狙いどころを見つけやすくなるので、ぜひ参考にしてみてください。

消去法データ①：単勝人気

中日新聞杯はハンデ戦であり、例年、上位人気馬が崩れ、中穴・大穴が頻繁に馬券に絡む波乱のレース。

そのため、消去データにおいても「極端な穴」は消せても、「人気薄全消し」はできません。

▼単勝人気別の消去ポイント▼

人気帯	過去10年の傾向(複勝率)	消去の判断基準
1～3番人気	好走率は低い。 勝ち馬も偏りがち。	信頼度【低】。 軸馬には慎重な評価が必要。
4～9番人気	勝ち馬・連対馬が多く 最も好走馬を輩出。	積極的に検討。 配当妙味があり、穴の中心。
10番人気以下	複勝率は 10%未満に急落。	原則消去。 極端な穴馬の激走は少ない。

中日新聞杯では、1～3番人気の信頼度が他のG3よりも低く、4番人気から9番人気の中穴ゾーンが最も好走馬を輩出しています。

そのため、人気薄を安易に消すのは危険ですが、さすがに10番人気以下になると好走例は少なくなり、消去対象として検討すべきです。

馬券の組み立ては、上位人気を軽視し、中位人気を軸、あるいは相手の主軸として据えるのがセオリーとなります。

消去法データ②：オッズ帯

▼オッズ帯別の消去ポイント▼

オッズ帯	過去10年の傾向(連対率)	消去の判断基準
1.0〜9.9倍	安定性に欠ける。 単勝オッズ一桁台は信頼度低。	割引対象。 オッズが示す実力と 結果が直結しにくい。
10.0〜49.9倍	勝ち馬の多くが出現。 配当の中心。	最重要視。 積極的に狙うべきゾーン。
50.0倍以上	3着以内はわずか1頭のみ。	原則消去。 極端な大穴はデータ的に厳しい。
70.0倍以上	過去10年で馬券圏内なし。	完全消去。

ハンデ戦であるため、オッズが示す人気通りの結果になりにくいのが特徴です。

特に50.0倍以上の馬は、馬券に絡む可能性が極めて低く、消去対象として有力。

しかし、中日新聞杯の狙い目は10倍台～40倍台にあり、このゾーンの馬を消してしまうと的中が遠のきます。

70倍以上の馬は、完全に消去しても問題ありません。

消去法データ③：年齢

▼年齢別の消去ポイント▼

キャリア	過去10年の傾向	消去の判断基準
3歳	斤量有利だが 馬券になるのは人気馬が中心。	慎重に検討。 斤量差でどこまでカバーできるか。
4・5歳	好走馬の多くが該当。 最も充実している時期。	積極的残し。 レースの中心。
6歳	好走例は減るが ベテランの意地を見せることも。	割引対象。 斤量恩恵や展開利を精査。
7歳以上	過去10年で連対なし。 3着が1頭のみ。	原則消去。 G3レベルでも高齢馬は苦戦。

中日新聞杯でも、馬が最も充実期を迎える4歳と5歳の馬が好成績を残しています。

一方で、7歳以上の馬は、過去10年で連対がなく、馬券に絡んだのは3着がわずか1頭。

ハンデ戦で軽い斤量をもらっても、ハイレベルなレースに対応しきれていません。

7歳以上の馬は、データから判断して原則消去の対象として有力です。

消去法データ④：休養状態

▼休養状態別の消去ポイント▼

休養期間	過去10年の傾向	消去の判断基準
連闘〜中8週	ほとんどの好走馬が この範囲。	残す。 実戦の流れを重視。
中9週〜中25週	好走馬もいるが 数は多くない。	慎重に検討。 叩き台としての側面も持つ。
中26週以上 （半年以上）	過去10年で馬券圏内なし。	完全消去。 長期休養明けは割引。

ハンデ戦はフレッシュさも重要ですが、極端な長期休養明けは好走できていません。

中26週以上（半年以上）休んでいた馬は、過去10年で馬券に絡んだ例は0です。

これは、G3といえども、長期の休み明けで勝ち切るほどの調整が難しいことを示しています。

長期休養明けの馬は、馬券から外すことで点数を絞るべきです。

消去法データ⑤：前走の着順

▼前走の距離別の消去ポイント▼

前走距離	過去10年の傾向	消去の判断基準
1～5着	好走馬の多くが該当。	残す。 現在の勢いや能力の裏付け。
6～9着	好走例は少ないが 大穴を開ける可能性あり。	慎重に検討。 ハンデ戦特有の巻き返しに注意。
10着以下	過去10年で馬券圏内なし。	完全消去。 大敗からの巻き返しはほぼ不可能。

ハンデ戦では、前走で大敗していても斤量恩恵で激走するケースが稀にありますが、さすがに前走10着以下に大敗している馬は、過去10年で馬券圏内に入った例がありません。

能力の衰えや、致命的な敗因があった可能性が高いため、データから見て消去対象として有力です。

前走6～9着の馬は、斤量や実績を考慮して検討の余地を残すべきでしょう。

消去法データ⑥：前走クラス

▼前走クラス別の消去ポイント▼

前走クラス	過去10年の傾向	消去の判断基準
G1・G2	好走例は多いが 人気を背負って崩れることも。	残す。 実績馬の参戦は当然有力。
G3	最も有力なローテーション。	残す。 本番とレベルが近く 最も信頼できるステップ。
オープン特別 リステッド	好走例あり。 ハンデ戦との相性も良い。	残す。 軽視はできない。
1勝クラス以下	過去10年で馬券圏内なし。	完全消去。 クラスの壁は厚い。

ハンデ戦であり、様々なクラスの馬が参戦しますが、前走が1勝クラス（500万下）以下の馬が馬券に絡んだ例は過去10年で皆無です。

G3で通用するだけの地力を測るには、最低でもOPクラスでの実績が必要とされます。

よって、前走が1勝クラス以下だった馬は、能力的に厳しく、消去の対象として問題ありません。

G1からの参戦馬も強いですが、このレースはG3やOP戦からの馬が逆転するケースも多々あります。

消去法データ⑦：前走の距離

▼前走の距離別の消去ポイント▼

前走距離	過去10年の傾向	消去の判断基準
1,800m〜2,000m	理想的な距離。 好走馬の主軸となる。	残す。 距離適性を示している。
2,400m以上（長距離）	好走例は少ないが 割引は不要。	残す。 スタミナは持つが スピード不足に注意。
1,700m以下（短距離）	過去10年で馬券圏内なし。	完全消去。 スピードの質が異なり スタミナ不足の傾向。

中日新聞杯は2,000mで行われるため、前走の距離で最も好走馬を輩出しているのは、1,800mから2,000mのレースを使っていた馬です。

一方で、1,700m以下といった短距離戦からの参戦は、過去10年で馬券圏内に入った例がありません。

これは、2,000mに対応できるスタミナと持続力に欠ける可能性を示しています。

前走が1,700m以下だった馬は、完全に消去すべきです。

【番外編】最先端のAI予想を見て「消し馬」を選ぶのもおすすめ！

昨今、AI予想の精度は上がり、参考にするかしないかで勝率に大きな差が生まれる時代になっています。

例えば『スーパーマンバケン』というAIサイト。

スーパーマンバケンは、調教・血統・関係者情報・AI分析結果を予想印で公開しているAIツール。

それを見れば、各項目における注目馬が一目でわかります。

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中日新聞杯の予想も公開されるので、どの馬を消すか迷っている方はチェックしてみてください。

中日新聞杯2025の消去法まとめ

ここまで紹介してきた消去法データは、過去の傾向から無理筋の馬を早い段階で外すための材料になります。

単勝人気、前走の距離やクラス、年齢、休養の長さなどを合わせて見ることで、残すべき馬が自然に絞られるでしょう。

また、あわせて過去傾向に強いAI予想を使うのもおすすめ！

参考にする材料は大いに越したことはないので、しっかり事前準備をして本番に臨みましょう！