馬連フォーメーションとは?最強の極意と買い方を解説

この記事では、競馬歴が10年を超える私が「馬連フォーメーション」について徹底解説!
馬連フォーメーションはそこまで大きな注目を見せていないにも関わらず、界隈では最強の買い方とまで言われており、大きな可能性を秘めています。
本記事では・・・
- 馬連フォーメーションの概要
- 私が実践して勝率が高かった最強の買い方
- 最強な理由
これらを紹介するので、馬券購入者は必見。
あなたの勝率が今以上に上がることを目標に解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事の執筆者:茶田 優里

茶田 優里
競馬予想サイトの検証および競馬攻略コラムの執筆に10年携わっています。「信頼できる情報源」と感じていただける記事作りを心がけて、今後も競馬をより深く楽しめる記事をお届けしてまいります!経歴やプロフィールについては馬ラボの執筆者と運営者ページで紹介しているので目を通していただけたら嬉しいです!
目次
馬連フォーメーションとは?
馬連フォーメーションとは、馬連を特定のグループ分けに基づいて購入点数を絞り込むための投票方法のこと。
1頭目(Aグループ)と2頭目(Bグループ)に、それぞれ候補となる馬を複数頭指定し、Aグループから1頭、Bグループから1頭を選ぶすべての組合せを購入することになります。
※馬連フォーメーション例

この際、AグループとBグループで重複している馬がいる場合や、Aグループ内で選んだ馬同士の組合せは、自動的に除外(馬連は同じ馬の組合せがないため)されるなど、必要な買い目だけを抽出可能。
例えば、「軸馬候補を2頭(A, B)、相手候補を3頭(X, Y, Z)」と選んだ場合、馬連フォーメーションでは
- A-X
- A-Y
- A-Z
- B-X
- B-Y
- B-Z
の6点(組合せの順序は問わないので「X-A」などは重複として数えない)といったように、特定のグループ間でしか成立しない組合せに絞って購入可能です。
これは、単純に選んだ馬すべてを組み合わせる「ボックス買い」や、軸馬を1頭に固定する「流し買い」と比較して、予想の柔軟性が高く、購入点数をコントロールしやすいというメリットがあります。
ボックスや流しとの違いについて
競馬の買い方にはフォーメーションの他に「ボックス」と「流し」という買い方が存在します。
それぞれ特徴は異なるので、まずは下記の内容を頭に入れておいてください。
※右スクロールできます▶︎
| 買い方 | 概要 | 例 |
|---|---|---|
| フォーメーション | 各着順ごとに馬を数頭選び 考えられる全ての組み合わせを 購入する買い方 |
1着①② 2着②③④⑤ |
| ボックス | 選んだ馬の組み合わせを 全て購入する買い方 |
①②③④ |
| 流し | 軸馬に対して相手馬を決め 考えられる全ての組み合わせを 購入する買い方 |
軸①、相手②③④⑤ |
流しとフォーメーションは若干似ている部分はありますが、流しよりも軸馬を多く設定したい時にフォーメーションは用いられます。
ちなみに、フォーメーションとボックスは特徴が大きく異なり、用途に応じて使い分ける方が多いです。
前述した通り、フォーメーションは無駄なく買い目を構成したい方、ボックスはとにかく選定馬の組み合わせを網羅したい時におすすめです。
馬連フォーメーションのおすすめの買い方3選
最後に、馬連フォーメーションのおすすめの買い方をご紹介します。
下記の買い方にまる乗りするだけでもかなり安定して的中を狙えるので、ぜひ押さえておいてください。
- 馬連フォーメーション【2-4】
- 馬連フォーメーション【3-3】
- 馬連フォーメーション【2-7】
馬連フォーメーション【2-4】
馬連フォーメーションのおすすめの買い方1つ目は【2-4】です。
【2-4】とは、軸馬2頭に対し、相手馬4頭でフォーメーションを組む買い方を指します。
【2-4】は馬被りがなければ計8通りになり、馬連フォーメーションの中でも比較的柔軟性に優れた買い方です。
狙い方としては、軸に安定した2頭を選び、相手に選ぶ4頭で穴決着や漏れをカバーするのが主流でしょう。
安定感抜群なうえにトリガミにもなりにくいため、押さえておいて損はありません。
馬連フォーメーション【3-3】
馬連フォーメーションのおすすめの買い方1つ目は【3-3】です。
【3-3】とは、軸馬3頭に対し、相手馬3頭でフォーメーションを組む買い方を指します。
馬被りがなければ計9通りの買い方で、軸馬を多く見れるのがポイント。
【2-4】とは違い、軸馬にしたい実力馬が多い時におすすめの買い方で、こちらもかなり柔軟性に優れています。
ただ、相手馬が3頭とやや少なめになってしまう点は忘れてはならず、【2-4】ほど広い決着には対応できない点はややネック。
ですが、より安定感を求めている方は買い方の1つとして押さえておきましょう。
馬連フォーメーション【2-7】
馬連フォーメーションのおすすめの買い方1つ目は【2-7】です。
【2-7】とは、軸馬2頭に対し、相手馬7頭でフォーメーションを組む買い方を指します。
【2-7】は馬被りがなければ計14通りになる買い方で、ここまでご紹介してきた買い方の中では最も点数は多いです。
相手馬を多く見れる点がメリットで、鉄板〜穴決着までの幅広い決着に対応できます。
1点注意するべきは、点数が多いことによるトリガミのリスク。
【2-7】は抜群に安定感が高い買い方ではありますが、各点数すべて同一金額で購入する場合は14倍以上の配当が必要です。
そのため、事前オッズの確認は必須で、配当が低いレースや鉄板決着になりやすいレースは避けなければなりません。
ご紹介してきた中でも上級者向けの買い方なので、予想の熟練度に応じて使い分けてみてください。
馬連フォーメーションが最強な理由をご紹介!
本項目では馬連フォーメーションが最強と言われる理由について解説していきます。
馬連フォーメーションではないと実現できない部分も多くあるので、それぞれ詳しくチェックしていきましょう。
- 無駄な買い目を省くことができ効率良く稼げる
- 軸選びが簡単
理由①無駄な買い目を省くことができ効率良く稼げる

馬連フォーメーションが最強な理由の1つ目は無駄な買い目を省くことができ効率良く稼げるからです。
無駄な買い目とは、ボックスで購入する時などによく起こる、買い方の仕組み上仕方なく購入しなければならない組み合わせのこと。
この無駄な買い目があると購入点数が増え、仮に的中してもトリガミになってしまうリスクが大きくなります。
ただ、馬連フォーメーションは、自分が指定した買い目のみを購入できるため、トリガミを防ぐことが可能です。
結果的に、トリガミのリスクヘッジができ、的中時の回収率が高くなるので、効率よく稼ぐことができます。
理由②軸選びが簡単

馬連フォーメーションが最強な理由の2つ目は軸選びが簡単という点です。
馬連フォーメーションの場合、軸馬を数頭選ぶことができるので、オッズ割れしているレースでも簡単に軸を選ぶことが出来ます。
例えば、実力馬が多く出走する重賞レースなどはオッズ割れをしていることは珍しくなく、そういったレースでは馬連で高配当がつくこともしばしば。
このような場合、馬連フォーメーションで複数軸を選ぶことで、安定した的中と高い配当を狙うことができます。
上記の部分は似た買い方である流しでは実現できない部分であり、馬連フォーメーションだけの武器と言えるでしょう。
馬連フォーメーションまとめ
今回は馬連フォーメーションについて解説していきました。
最強と言われる理由に関しては皆さんの捉え方次第ですが、少なくとも説得力がある内容だったのではないでしょうか。
本記事を通して、皆さんの予想の幅が少しでも広くなっていれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。


