金沢競馬特払いがトレンド入り?競馬で稀に起きる特払いについて徹底解説!

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今回は競馬の特払いについて紹介していきます。

特払いは競馬において珍事ともいわれており、過去には特払いが起こったことによってトレンド入りを果たしたこともあります。

競馬をやる人でも中々耳にしないため、雑ネタとして覚えておくと良いでしょう。

本記事では、特払いの概要から過去の事例まで詳しく解説していきます。

5分程度で読み終わる簡単な記事なので、ぜひ最後までお付き合いください。

競馬における特払いとは?

競馬特払い トップ

まずは、競馬における特払いについて解説していきます。

特払いとはレースを実行した際に的中馬券の購入者がいない場合に適応される措置で、該当する券種を購入していた人全員に70円の特別払い戻しが配布されるというもの。

例えば、3連単に的中者がいない場合、3連単の馬券を購入していた人全員に70円が配布されます。

ちなみに、WIN5ではキャリーオーバー制度があるため、特払いが起こることはありません。

また例外もあり、投票法によっては80円の特払いになることもあるのですが、非常にややこしいため基本的には特払いが合った場合は70円がもらえるという認識で大丈夫です。

特払いが起きた際は珍事として話題に上がるため、非常に珍しい事象とされています。

中にはトレンド入りを果たした特払いもあるので、次項目にて確認していきましょう。

金沢競馬で起こった3連単の特払いがトレンド入り

ヤフーのリアルタイム検索でトレンド入りを果たしたのは2022年7月3日に金沢競馬場3Rで起こった特払いです。

その時のレース結果と配当は下記の通り。

競馬特払い 金沢競馬場2

競馬特払い 金沢競馬場

10頭立てのレースで6番人気→8番人気→9番人気という穴決着となったためにこの特払いは発生しました。

たしかに特払いになりうるレースだったことはわかりますが、過去何度かある特払いでなぜ今回だけがトレンド入りしたのかは疑問ですよね。

調べてみたところ、金沢競馬場では2018年12月9日の3Rでも特払いを起こしていることが要因ではないかと考えられます。

稀に見る珍事が同じ競馬場で続けて起こったためにトレンド入りとなったのでしょう。

ちなみに、金沢競馬場では2022年11月8日10Rも特払いとなっており同年で2回特払いが起こるという前代未聞の事例を残しました。

石川県競馬事業局いわく「3連単で年に2回は記憶にない」そうで、非常に珍しい事例であったことがわかりますね。

競馬の特払いの直近の事例をご紹介

特払いで最も話題となった金沢競馬場について解説していきましたが、他の競馬場ではどうなのでしょうか。

直近で起こった事例を取り上げていきますので、ぜひご覧ください。

【最新】高知競馬で3連単の特払い

直近で起こった特払いは2023年11月12日に高知競馬場1Rです。

当時のレース結果と配当は下記の通りでした。

競馬特払い 高知競馬場

競馬特払い 高知競馬場2

同レースには単勝オッズ1.2倍の圧倒的人気馬が出走。

その馬が凡走し、穴馬が好走したことで誰も予期せぬ結果になったと考えられます。

これはヤフーニュースにもなり、またしても珍事が起こったとして話題に上がりました。

トレンドになった2018年の金沢3Rよりも配当の高さが見受けられるので、同レースが特払いとなったのも納得ですね。

中央競馬(JRA)の特払いは最後から50年以上出ていない

ここまで地方競馬の特払いについて触れていきましたが、中央競馬で特払いが起きた事例はあるのでしょうか。

調査したところ中央競馬で起こった特払いは10回のみで、最後に起こった特払いは1973年新潟1回1Rです。

当時のレース結果は下記のとおり。

競馬特払い 中央競馬

14頭立てのレースでありながら、14番人気の馬が3着入線したことで特払いとなりました。

今であれば最下位人気の馬でも複勝で賭けている方は多いと思いますが、当時は今ほど競馬が流行していなかったために起こったのだと考えられます。

ちなみに、中央競馬では上記のレース以降一度も特払いは起きていません。

約50年起こっていないということですから、中央競馬に関しては珍事中の珍事だということがわかりますね。

では、中央競馬では10回しか起こっていない特払いが、地方競馬で頻繁に話題になるのはなぜなのでしょうか。

次項目にて解説していきますので、ぜひご覧ください。

特払いが地方競馬で起こりやすい理由

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特払いが地方競馬で起こりやすい理由は中央競馬に比べて規模が小さいからだと考えられます。

レースの賞金や出走馬、競馬場の大きさなど、中央競馬に比べると地方競馬の人気は低めです。

そのため、そもそも馬券を購入する人が少ないということが要因として挙げられるでしょう。

実際、中央競馬で特払いが起こったのは、競馬がまだそこまで普及していない1973年前です。

このことからも、特払いには規模や敷居の差が少なからず影響していると判断できます。

競馬の特払いまとめ

今回は競馬の特払いについて紹介していきました。

競馬予想においては全く関係ない知識ではありますが、雑ネタとして身につけておくと役立つ日が来るかもしれません。

レース以外にも興味をそそる部分があることは競馬ファンにとっても嬉しいことなので、ぜひ覚えておいてください。