大阪杯について!2023年の出場予定馬もご紹介
本記事では大阪杯について紹介していきます。
春の中距離レースの最強馬決定戦とも言われますが、そんな大阪杯を毎年楽しみにしている競馬ファンの方も大勢いるでしょう。
そこで、本記事では大阪杯の概要からはじめ、歴代優勝馬や2023年出走予定の馬まで徹底的に解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
大阪杯とは
大阪杯とは、毎年阪神競馬場で開催される中央競馬の重賞レースです。
3月下旬〜4月上旬の春に開催され、春開催の中距離レースの中でも最強馬決定戦とも言われています
大阪杯の始まりは1957年に開催された「大阪盃競争」からで、そこから数回の改称がされ、現在の大阪杯になりました。
大阪杯の改称の歴史は下記のとおりです。
「大阪盃競争(1957)→サンケイ大阪杯(1964年)→産経大阪杯(1989年)→大阪杯(2017年)」
大阪杯の創設当時は地方競馬の馬や外国産の馬、外国馬は出走できないルールでしたが、2003年には全てが緩和され、現在は国際レースとなりました。
いつからG1になったのか
大阪杯がG1レースに昇格したのは2017年からです。
それまでは産経大阪杯という名称でG2レースでしたが、G1への昇格を機に改名しました。
大阪杯は2023年3月現在では最も新しくG1レースに昇格した競争です。
大阪杯がG1に昇格した2017年ではホープフルステークスもG1へと昇格し、同年に2つもG1が新設されたとかなりの盛り上がりを見せていました。
賞金
2022年開催の大阪杯では、賞金は下記の内容でした。
- 1着 2億円
- 2着 8000万円
- 3着 5000万円
- 4着 3000万円
- 5着 2000万円
1〜5着までに賞金があり、1着はなんと2億円と破格の金額。
大阪杯は数あるG1レースの中でもトップクラスに賞金が高く、それだけ出場も難しくなっています。
ちなみに、2022年のG1レースの賞金ランキング1位はジャパンカップと有馬記念の4億円となっており、大阪杯の2倍です。
多大な金額が動く競馬だからこそこれだけ多額の賞金がもらえるのでしょう。
大阪杯の過去の歴代優勝馬まとめ
続いては、大阪杯の過去の歴代優勝馬をご紹介。
ここでは2013年〜昨年の2022年までの10年分をまとめていきます。
回 | 開催日 | 馬 | 年齢 | 騎手 |
第57回 | 2013年3月31日 | オルフェーヴル | 牡5 | 池添謙一 |
第58回 | 2014年4月6日 | キズナ | 牡4 | 武豊 |
第59回 | 2015年4月5日 | ラキシス | 牝5 | C.ルメール |
第60回 | 2016年4月3日 | アンビシャス | 牡4 | 横山典弘 |
第61回 | 2017年4月2日 | キタサンブラック | 牡5 | 武豊 |
第62回 | 2018年4月1日 | スワーヴリチャード | 牡4 | M.デムーロ |
第63回 | 2019年3月31日 | アルアイン | 牡5 | 北村友一 |
第64回 | 2020年4月5日 | ラッキーライラック | 牝5 | M.デムーロ |
第65回 | 2021年4月4日 | レイパパレ | 牝4 | 川田将雅 |
第66回 | 2022年4月3日 | ポタジェ | 牡5 | 吉田隼人 |
大阪杯がG1に昇格した2017年の、最初の覇者はキタサンブラック。
数多くの実力馬が出場する中、1番人気から堂々の1着フィニッシュという結果を挙げました。
また、前回の大阪杯を制したのはポタジェです。
2021年度の代表馬であるエフフォーリアが1番人気で出場したこのレースで、なんと8番人気からゴールを駆け抜けました。
該当レースでのポタジェの単勝オッズは58.7倍。
荒れた展開となり、まさに展開の読めないG1レースというような内容でした。
2023年大阪杯の出走予定馬について
続いて、2023年4月2日開催予定の大阪杯に出走予定の馬をご紹介します。
- ヴェルトライゼンデ
- キラーアビリティ
- ジェラルディーナ
- ジャックドール
- スターズオンアース
- スタニングローズ
- ノースブリッジ
- ヒシイグアス
- ヒンドゥタイムズ
- マテンロウレオ
- モズベッロ
- ラーグルフ
2023年3月時点では上記の馬が出走予定となっています。
重賞レースを制覇している実力馬が数多く出場予定で、まさに最高峰のレースにふさわしいラインナップではないでしょうか。
※確定情報が出次第追記させていただきます。
まとめ
今回は大阪杯について紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか。
毎年競馬界を盛り上げる大一番のレースで優勝するのはどの馬か。
また、どんな波乱が待ち受けるのか。
今から開催が待ち遠しいですね。