
タスティエーラの次走は?2023年のダービー馬について徹底網羅!

今回は2023ダービー馬であるタスティエーラについて紹介します。
概要 | |
馬名 | タスティエーラ |
血統 | サトノクラウン(父)×パルティトゥーラ(母) |
通算成績 | 5戦3勝(3-1-0-1) |
主な勝ち鞍 | 日本ダービー2023 |
馬主 | キャロットファーム |
生産者 | ノーザンファーム |
調教師 | 堀宣行(美浦) |
募集情報 | 1口:7万円/400口 |
セリ取引価格 | - |
通算獲得賞金 | 4億8,232万円 |
POG投票数 | - |
これまで5戦3勝という好成績を残していますが、特に注目を浴びたのは日本ダービー。
圧倒的1番人気であった皐月賞馬・ソールオリエンスを押さえての優勝は今もなお記憶に残っています。
本記事では、そんなタスティエーラの次走やこれまでの経歴についてを完全網羅。
ファンからの評価までまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。
タスティエーラの次走は菊花賞の予定(2023年9月現在)
タスティエーラの次走は2023年10月22日に開催される菊花賞への出走が決まっています。
皐月賞では悔しくも2着に終わりましたが、日本ダービーでは祈願の優勝。
クラシック3冠こそなくなったものの、菊花賞を制覇してクラシック2冠を狙います。
皐月賞を逃したダービー馬が菊花賞を制して2冠を達成した馬は、1973年のタケホープ以来50年出てきていません。
タスティエーラは50年ぶりの歴史的快挙を残すことができるのか、今から菊花賞での活躍が楽しみですね。
タスティエーラのこれまでの出走成績をご紹介!
続いては、タスティエーラの出走経歴をご紹介します。
一覧にまとめましたので、まずはこちらから見ていきましょう。
日程 | 開催競馬場 | レース名 | 頭数 | 単勝オッズ | 人気 | 結果 | 騎手 | タイム |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2023年05月28日 | 東京11R | 日本ダービー(G1) | 18頭 | 8.3倍 | 4番人気 | 1着 | レーン | 2:25.2 |
2023年04月16日 | 中山11R | 皐月賞(G1) | 18頭 | 9.0倍 | 5番人気 | 2着 | 松山弘平 | 2:00.8 |
2023年03月05日 | 中山11R | 弥生賞ディープ記念(G2) | 10頭 | 4.2倍 | 3番人気 | 1着 | 松山弘平 | 2:00.4 |
2023年02月12日 | 東京11R | 共同通信杯(G3) | 12頭 | 3.7倍 | 2番人気 | 4着 | 福永祐一 | 1:47.2 |
2022年11月27日 | 東京6R | 2歳新馬 | 16頭 | 1.9倍 | 1番人気 | 1着 | ムーア | 1:47.2 |
これまでの戦績は5戦3勝。
惜しくも勝利を逃したレースでもすべて上位に入線しており、実力の高さが伺えます。
それでは、直近のタスティエーラのレースでの活躍をピックアップし、それぞれ確認していきましょう。
ソールオリエンスに差され、あと一歩及ばなかった皐月賞
まずは、2023年のクラシック初戦である皐月賞。
タスティエーラは馬群後方からスタートし、じっくり脚を溜めながら様子を伺います。
その後4コーナーを過ぎた直線部分で、得意の末脚を発揮し、一気に先頭まで抜けてそのままゴール。
かと思いきや、ゴール約150mほどのところで後方からソールオリエンスが猛烈な勢いで迫ります。
なんとそのまま追い抜かれてしまい、皐月賞は無念の2着に終わりました。
結果的に2着ではあったものの、ラストで差される前までは見事なレース運びをしており、実力は十分に確認できました。
見事な逆転劇!祈願の日本ダービー優勝
皐月賞に破れたタスティエーラは4番人気で日本ダービーを迎えます。
好スタートを切り、序盤は馬郡の前方でペースを保ちながら走行。
その後、ラストの直線の残り200m付近でタスティエーラは先頭に立ち、後ろから迫るソールオリエンスやハーツコンチェルトを振り切ってゴールします。
皐月賞の敗北から学び、強い馬を背後に抱えるポジション取りを徹底し、見事作戦通りのレース運びに。
見事な大逆転劇を遂げ、第90回日本ダービー馬の由々しき称号を手に入れました。
タスティエーラの主戦騎手をご紹介!
これまでタスティエーラの主戦騎手はレースごとに変わることが多く、定まっていません。
タスティエーラに鞍上した騎手は下記4名です。
- R.ムーア(日本ダービー)
- 福永 祐一(弥生賞ディープ記念、皐月賞)
- 松山 弘平(共同通信杯)
- D.レーン(2歳新馬)
直近でタスティエーラに鞍上したのは日本ダービーのR・ムーア騎手です。
Rムーア氏は言わずとしれた名騎手で、ジェンティルドンナに鞍上して日本競馬初のジャパンカップ連覇を成し遂げた名役者でもあります。
世界中の騎手をランク付けしたロンジンワールドベストジョッキーにも3度選ばれており、世界的に活躍している騎手です。
Rムーア氏がタスティエーラの次走である菊花賞へ鞍上することは決まっていませんが、スケジュール次第では鞍上騎手となる可能性も十分に考えられます。
日本で50年ぶりのダービー・菊花賞制覇の馬の第約者としてはこれ以上ないパートナーなので、ぜひとも期待ですね。
タスティエーラのなんJの評価や評判を調査!
続いては、タスティエーラの評価を調査していきます。
あるスレッドを確認したところタスティエーラの実力を評価するコメントが溢れかえっていました。
「皐月賞でも一番良い走りをしてた」「2冠やれよ」「凱旋門賞に言ったほうが良い」といったように、ファンからもかなり期待されていることがわかります。
日本馬が凱旋門賞に出走することは珍しくありませんが、壁に打ち破れて帰って来るのがほとんど。
タスティエーラの父であるサトノクラウンが日本から挑戦した馬の中で好走をしたことを考えると、息子に可能性を感じるのも納得ですね。
また、その一方ではこのような厳しいコメントも。
屋根が安定しないとは騎手がコロコロ変わってしまっているということです。
確かに新馬戦以降、同じ騎手が鞍上したレースはたった1度しかなく、騎手が安定しないことは事実。
ただ、実力に関しては大絶賛されているため、今後騎手が安定すれば欠点なしの馬へと変貌する可能性もなくはありません。
これらの評価を見て、タスティエーラは現時点の牡馬の中でかなり期待されており、ポテンシャルもかなりあると判断して良いでしょう。
タスティエーラの出走予定や過去の成績まとめ
今回はタスティエーラについて解説していきましたが、いかがでしたでしょうか。
過去のレース結果を見ると、その実力の高さが伺えますし、まだまだ伸びしろにも期待できるでしょう。
2023年10月22日に開催される菊花賞でもダービーのような圧巻の走りを見せることに大きく期待できます。
50年ぶりの歴史的快挙の瞬間に立ち会える可能性もあるので、見逃さないようにしましょう。