ソダシの次走は?美しい白毛で知られる名馬の経歴に迫る
今回は歴代白毛馬最強と言われるソダシについて紹介します。
概要 | |
馬名 | ソダシ |
血統 | クロフネ(父)×ブチコ(母) |
通算成績 | 16戦7勝(7-2-2-5) |
主な勝ち鞍 | ヴィクトリアマイル2022 |
馬主 | 金子真人ホールディングス |
生産者 | ノーザンファーム |
調教師 | 須貝尚介(栗東) |
募集情報 | - |
セリ取引価格 | - |
通算獲得賞金 | 6億2,923万円 |
POG投票数 | - |
ソダシは美しい白毛で知れた名牝馬。
現在5歳というベテランの領域に入っていますが、現在も重賞レースで名を連ねる一頭です。
直近レースではあまり良い結果を耳にしませんが、これまでの華やかな経歴は現役牝馬の中でもトップレベルでしょう。
本記事では、ソダシの次走やこれまでの経歴についてを徹底解説。
5分程度で読み終わる記事なので、ぜひ最後までお付き合いください。
【2023年10月1日引退】ソダシの次走について
ソダシの次走は2023年9月現在では未定です。
直近の出走レースは2023年6月4日に行われた安田記念で、現在約3ヶ月間動きがありません。
噂なども出ておらず、現在は休養期間と捉えて良いでしょう。
ソダシの次走については情報が入り次第更新していきますので、ぜひ楽しみにお待ち下さい。
【2023年10月追記】
歴代白毛馬の中で最強と言われたソダシが脚部不安により電撃引退しました。
今後はノーザンファームで繁殖牝馬になるようで、5歳と道半ばながらに現役から退きます。
引退宣言をした2023年10月1日には妹であるママコチャがスプリンターズSで初G1勝利を挙げ、ソダシからの新たなバトンを受け取る記念に残る日となりました。
ひとまずはこれまでの功績をたたえてゆっくりと休んでもらい、次は繁殖牝馬として名前が挙がることを願いましょう。
白毛馬歴代最強のソダシが引退した今、今後白毛馬で結果を残す馬は出てくるのか。
はたまた、ソダシから生まれる馬が一線を走る日が来るのか、まだまだ目が離せません。
ソダシのこれまでの出走成績をご紹介!
続いては、ソダシの出走経歴をご紹介します。
日程 | 開催競馬場 | レース名 | 頭数 | 単勝オッズ | 人気 | 結果 | 騎手 | タイム |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2023年6月4日 | 東京11R | 安田記念(G1) | 18頭 | 5.5倍 | 2番人気 | 7着 | 川田将雅 | 1:32.0 |
2023年5月14日 | 東京11R | ヴィクトリアマイル(G1) | 16頭 | 4.6倍 | 3番人気 | 2着 | D.レーン | 1:32.2 |
2022年11月20日 | 阪神11R | マイルチャンピオンS(G1) | 17頭 | 4.4倍 | 2番人気 | 3着 | 吉田隼人 | 1:32.8 |
2022年10月15日 | 東京11R | アイルランド府中牝馬(G2) | 15頭 | 1.9倍 | 1番人気 | 2着 | 吉田隼人 | 1:44.5 |
2022年8月21日 | 札幌11R | 札幌記念(G2) | 16頭 | 3.3倍 | 1番人気 | 5着 | 吉田隼人 | 2:01.8 |
2022年5月15日 | 東京11R | ヴィクトリアマイル(G1) | 18頭 | 5.7倍 | 4番人気 | 1着 | 吉田隼人 | 1:32.2 |
2022年2月20日 | 東京11R | フェブラリーS(G1) | 16頭 | 8.2倍 | 4番人気 | 3着 | 吉田隼人 | 1:34.3 |
2021年12月5日 | 中京11R | チャンピオンズC(G1) | 16頭 | 4.5倍 | 2番人気 | 12着 | 吉田隼人 | 1:52.0 |
2021年10月17日 | 阪神11R | 秋華賞(G1) | 16頭 | 1.9倍 | 1番人気 | 10着 | 吉田隼人 | 2:02.1 |
2021年8月22日 | 札幌11R | 札幌記念(G2) | 13頭 | 3.8倍 | 2番人気 | 1着 | 吉田隼人 | 1:59.5 |
2021年5月23日 | 東京11R | 優駿牝馬(G1) | 18頭 | 1.9倍 | 1番人気 | 8着 | 吉田隼人 | 2:25.1 |
2021年4月11日 | 阪神11R | 桜花賞(G1) | 18頭 | 3.6倍 | 2番人気 | 1着 | 吉田隼人 | 1:31.1 |
2020年12月13日 | 阪神11R | 阪神ジュベナイルF(G1) | 18頭 | 3.2倍 | 1番人気 | 1着 | 吉田隼人 | 1:33.1 |
2020年10月31日 | 東京11R | アルテミスS(G3) | 16頭 | 3.5倍 | 1番人気 | 1着 | 吉田隼人 | 1:34.9 |
2020年9月5日 | 札幌11R | 札幌2歳S(G3) | 14頭 | 4.7倍 | 2番人気 | 1着 | 吉田隼人 | 1:48.2 |
2020年7月12日 | 函館5R | 2歳新馬 | 7頭 | 5.9倍 | 3番人気 | 1着 | 吉田隼人 | 1:50.4 |
これまでの戦績は16戦7勝。
特に目を引くのが新馬戦から5連勝という驚異的な経歴を持ちます。
多少ブランクはありますが、出走したレースではほとんど馬券に絡んでおり、未だその実力は衰えていません。
では、特に注目を浴びたレースを振り返っていきましょう。
初のG1制覇!2歳女王の誕生となった阪神ジュペナイルF
まずは、初のG1制覇となった阪神ジュペナイルF。
1番人気で出走したソダシは、スタート直後馬群の中団を走行します。
中盤まで脚を溜め、ラストの直線部分で馬群を抜け出し、ゴールへとギア全開に。
並走していたメイケイエール、ユーバーレーベンとの接戦を制し、ハナ差で1着にゴールインします。
2020年の2歳女王が誕生し、その純白な馬体の躍動を世間へ知らしめました。
桜の女王の誕生!牝馬クラシック桜花賞
阪神ジュペナイルFから約4ヶ月、次に迎えたのは牝馬クラシックの桜花賞です。
2番人気で出走したソダシはスタートから好ダッシュを決め、終盤まで先団で走行します。
残り約200mの直線でソダシは一気に加速。
先頭に立ち、後方から差しを狙うサトノレイナスをクビ差で振り切ってゴールインしました。
なんとコースレコードを叩き出し、白毛馬初のクラシック制覇を成し遂げます。
G1馬多数出走の中で圧巻の末脚を発揮したヴィクトリアマイル
デアリングタクト、ソングラインといったG1で功績を残した馬が多く出走するヴィクトリアマイル。
4番人気で出走したソダシは、好スタートを決め、先行争いで抜け出します。
良い位置でレース運びを進めていき、ラストの直線でやや遅めのスパート態勢へ。
トップスピードに乗ったソダシは一気に先頭に躍り出て、そのまま後続の馬を突き放して堂々のゴールイン。
直近の不調を感じさせない見事な走りで3レースぶりの首位を獲得し、3つ目のG1制覇を成し遂げました。
ソダシの主戦騎手をご紹介!
これまでにソダシに鞍上した騎手は下記3名です。
- 吉田隼人(2歳新馬〜マイルチャンピオンS2022)
- D・レーン(ヴィクトリアマイル2023)
- 川田将雅(安田記念2023)
最も鞍上期間が長く、主戦騎手といえるのは吉田隼人騎手です。
ソダシの全盛期ともいえる2,3歳馬時代をともに戦ったのが吉田隼人騎手。
新馬戦から5連勝、G1レースを3度制覇するなど、ソダシの歴史を作った功労者です。
ただ、直近のレースでは吉田騎手から乗り換えしており、約1年間鞍上がありません。
その原因は、厩務員の定年によるものだと言われています。
ソダシを担当している厩務員が2023年9月に定年を迎えることで、ヴィクトリアマイル2023と安田記念2023が実質最後のG1となるそうです。
そのため、直近成績を残していない吉田騎手よりも実力が高いと言われるD・レーン騎手・川田将雅騎手を起用して最後のG1勝利を厩務員に送ろうとしたというのが説として濃厚だそうです。
この説が真実であれば、厩務員の引退後は再度吉田騎手とのコンビを見れる可能性も十分あるため、全盛期のような走りを見たいものですね。
ソダシのなんJの評価や評判を調査!
続いては、ソダシの評価を調査していきます。
下記はヴィクトリアマイル2022後に立てられたスレッドの評価です。
なんj民からの評価は高く、芝マイルでの無敗を参照するコメントまで。
そうそうたる面子の中でしっかりと結果を残した点が絶賛されており、見た目の良さも相まって多くのファンから絶賛されていました。
ただ、それ以降のそこまで芳しく無いためか、直近の評価はあまり良くないようです。
アーモンドアイやウォッカなどの圧倒的な実力を誇った牝馬と比べられることも多く、厳しい声も多数上がっていました。
現在ベテランの域である5歳となっているソダシですが、新たにタイトルを取得し、再度全盛期のような評価を手にする日は来るのでしょうか。
ソダシの出走予定や過去の成績まとめ
今回はソダシについて解説していきましたが、いかがでしたでしょうか。
新馬戦から5連勝、G1を3回制覇するという圧巻の経歴を誇り、多くのファンが再奮起を待ちわびています。
次走の出走は決まっていませんが、まずは再奮起の兆しとなる活躍に期待したいところですね。
※2023年10月1日に現役引退を発表
今後繁殖牝馬としても名を挙げるソダシの最新情報は入り次第随時更新していきますので、ぜひ楽しみにお待ち下さい。
最後までご覧いただきありがとうございました。