タスティエーラの次走は天皇賞・春(G1)?ダービー馬の飛躍を見逃すな!

タスティエーラ アイキャッチ画像

今回は2023ダービー馬であるタスティエーラについて紹介します。

  概要
馬名 タスティエーラ
血統 サトノクラウン(父)×パルティトゥーラ(母)
通算成績 8戦3勝(3-2-0-3)
主な勝ち鞍 日本ダービー(2023)
馬主 キャロットファーム
生産者 ノーザンファーム
調教師 堀宣行(美浦)
募集情報 1口:7万円/400口
セリ取引価格 -
通算獲得賞金  5億7,005万円
POG投票数 -

タスティエーラが特に注目を浴びたのはやはり日本ダービーでしょう。

圧倒的1番人気であった皐月賞馬・ソールオリエンスを押さえての優勝は今もなお記憶に残っています。

本記事では、そんなタスティエーラの次走やこれまでの経歴についてを完全網羅。

ファンからの評価までまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。

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【2024年最新】タスティエーラの次走は天皇賞・春(G1)か

タスティエーラの前走は2024年3月31日に開催された大阪杯(G1)です。

皐月賞ぶりの松山騎手鞍上で期待も高まりましたが、休み明けという点や折り合いによる影響もあり、1番人気ながら悔しくも11着と凡走に終わりました。

世代的の中ではトップレベルに期待されていた馬だったものの、直近の成績を見ると実力馬が揃うG1では若干力不足が目立つ印象です。

そんなタスティエーラですが、次走は天皇賞・春(G1)への出走を検討しているとの発表がありました。

各世代トップレベルの馬が出揃うであろう天皇賞・春で、ダービー以来の優勝が見れるのか。

また、騎手が安定しない点は常に問題視されているため、そのあたりの情報も気になるところですね。

タスティエーラの次走については今後も最新情報が入り次第更新していきますので、ぜひ楽しみにお待ち下さい。

タスティエーラのこれまでの出走成績をご紹介!

続いては、タスティエーラの出走経歴をご紹介します。

一覧にまとめましたので、まずはこちらから見ていきましょう。

日程 開催競馬場 レース名 頭数 単勝オッズ 人気 結果 騎手 タイム
2024年3月31日 阪神11R 大阪杯(G1) 16頭 4.4倍 1番人気 11着 松山弘平 1:58.9
2023年12月24日 中山11R 有馬記念(G1) 16頭 7.1倍 5番人気 6着 ムーア 2:31.5
2023年10月22日 京都11R 菊花賞(G1) 17頭 4.7倍 2番人気 2着 モレイラ 3:03.7
2023年05月28日 東京11R 日本ダービー(G1) 18頭 8.3倍 4番人気 1着 レーン 2:25.2
2023年04月16日 中山11R 皐月賞(G1) 18頭 9.0倍 5番人気 2着 松山弘平 2:00.8
2023年03月05日 中山11R 弥生賞ディープ記念(G2) 10頭 4.2倍 3番人気 1着 松山弘平 2:00.4
2023年02月12日 東京11R 共同通信杯(G3) 12頭 3.7倍 2番人気 4着 福永祐一 1:47.2
2022年11月27日 東京6R 2歳新馬 16頭 1.9倍 1番人気 1着 ムーア 1:47.2

これまでの戦績は8戦3勝。

2〜3歳までは無類の強さを発揮してきましたが、4歳になった途端に失速。

強者が集まるG1には力不足感も否めず、芳しくないレース内容が続いています。

次項目では、タスティエーラの注目レースについて解説していきますので、ぜひご覧ください。

ソールオリエンスに差され、あと一歩及ばなかった皐月賞

タスティエーラ 皐月賞

まずは、2023年のクラシック初戦である皐月賞。

タスティエーラは馬群後方からスタートし、じっくり脚を溜めながら様子を伺います。

その後4コーナーを過ぎた直線部分で、得意の末脚を発揮し、一気に先頭まで抜けてそのままゴール。

かと思いきや、ゴール約150mほどのところで後方からソールオリエンスが猛烈な勢いで迫ります。

なんとそのまま追い抜かれてしまい、皐月賞は無念の2着に終わりました。

結果的に2着ではあったものの、ラストで差される前までは見事なレース運びをしており、実力は十分に確認できました。

見事な逆転劇!祈願の日本ダービー優勝

タスティエーラ 日本ダービー

皐月賞に破れたタスティエーラは4番人気で日本ダービーを迎えます。

好スタートを切り、序盤は馬郡の前方でペースを保ちながら走行。

その後、ラストの直線の残り200m付近でタスティエーラは先頭に立ち、後ろから迫るソールオリエンスやハーツコンチェルトを振り切ってゴールします。

皐月賞の敗北から学び、強い馬を背後に抱えるポジション取りを徹底し、見事作戦通りのレース運びに。

見事な大逆転劇を遂げ、第90回日本ダービー馬の由々しき称号を手に入れました。

【New!】2024年の初戦大阪杯で11着の大敗!敗因は?

タスティエーラ 大阪杯

タスティエーラ陣営が2024年の初戦に選んだのは、春の古馬中距離王を決めるG1大阪杯。

ファンもダービー馬の復活に期待を寄せて1番人気に支持されますが、終わってみれば11着の大敗。

スタートも出ていましたし、道中のポジションも決して悪くない位置だったものの、直線では伸びあぐねて失速してしまっていました。

これについては鞍上の松山騎手も「不可解。どうして失速したのわからない。」と首をひねり、怪我がないかを心配するくらいです。

元騎手で解説者である安藤勝己さんは「タスティエーラとソールオリエンスの4歳世代は成長力に疑問」とX(旧Twitter)で言及していました。

総評すると・・。

今回大敗を喫したタスティエーラの底はまだ見えず、見限るのは早いと私は感じています。

次走でダービー馬らしい走りを取り戻してくれる事に期待しましょう。

タスティエーラの主戦騎手をご紹介!

これまでタスティエーラの主戦騎手はレースごとに変わることが多く、定まっていません。

タスティエーラに鞍上した騎手は下記5名です。

  • J.モレイラ(菊花賞)
  • R.ムーア(日本ダービー・有馬記念)
  • 福永 祐一(弥生賞ディープ記念、皐月賞)
  • 松山 弘平(共同通信杯・大阪杯)
  • D.レーン(2歳新馬)

タスティエーラの代表的な勝鞍である日本ダービーで鞍上したのはR・ムーア騎手です。

タスティエーラ Dレーン

Rムーア氏は言わずとしれた名騎手で、ジェンティルドンナに鞍上して日本競馬初のジャパンカップ連覇を成し遂げた名役者でもあります。

世界中の騎手をランク付けしたロンジンワールドベストジョッキーにも3度選ばれており、世界的に活躍している騎手です。

Rムーア氏がタスティエーラの次走である菊花賞へ鞍上することは決まっていませんが、スケジュール次第では鞍上騎手となる可能性も十分に考えられます。

日本で50年ぶりのダービー・菊花賞制覇の馬の第約者としてはこれ以上ないパートナーなので、ぜひとも期待ですね。

タスティエーラのなんJの評価や評判を調査!

続いては、タスティエーラの評価を調査していきます。

タスティエーラ なんj1

あるスレッドを確認したところタスティエーラの実力を評価するコメントが溢れかえっていました。

「皐月賞でも一番良い走りをしてた」「2冠やれよ」「凱旋門賞に言ったほうが良い」といったように、ファンからもかなり期待されていることがわかります。

日本馬が凱旋門賞に出走することは珍しくありませんが、壁に打ち破れて帰って来るのがほとんど。

タスティエーラの父であるサトノクラウンが日本から挑戦した馬の中で好走をしたことを考えると、息子に可能性を感じるのも納得ですね。

また、その一方ではこのような厳しいコメントも。

タスティエーラ なんj2

屋根が安定しないとは騎手がコロコロ変わってしまっているということです。

確かに新馬戦以降、同じ騎手が鞍上したレースはたった1度しかなく、騎手が安定しないことは事実。

ただ、実力に関しては大絶賛されているため、今後騎手が安定すれば欠点なしの馬へと変貌する可能性もなくはありません。

これらの評価を見て、タスティエーラは現時点の牡馬の中でかなり期待されており、ポテンシャルもかなりあると判断して良いでしょう。

タスティエーラの出走予定や過去の成績まとめ

今回はタスティエーラについて解説していきましたが、いかがでしたでしょうか。

過去のレース結果を見ると、その実力の高さが伺えますし、まだまだ伸びしろにも期待できるでしょう。

菊花賞では無念の2着に終わったものの、キャリアはまだまだこれから。

ビッグタイトルを掴むポテンシャルは間違いなくあるので、今後の活躍が楽しみです。

タスティエーラに関して追加で情報が入り次第本記事を更新していきますので、ぜひ楽しみにお待ち下さい。