リバティアイランドの次走は?秋華賞制覇で史上7頭目の牝馬3冠へ
今回は現役最強牝馬と言われるリバティアイランドについて紹介します。
概要 | |
馬名 | リバティアイランド |
血統 | ドゥラメンテ(父)×ヤンキーローズ(母) |
通算成績 | 6戦5勝(5-1-0-0) |
主な勝ち鞍 | 桜花賞、オークス |
馬主 | サンデーレーシング |
生産者 | ノーザンファーム |
調教師 | 中内田充(栗東) |
募集情報 | 1口:100万円/40口 |
セリ取引価格 | - |
通算獲得賞金 | 4億2947万円 |
POG投票数 | 10,737人 |
牝馬クラシックを制し、史上7頭目の牝馬3冠を獲得したリバティアイランド。
そんなリバティアイランドの次回出走予定や、これまでの成績、主戦の騎手について徹底解説!
本記事を見ればリバティアイランドのすべてを知ることができるので、ぜひ最後までご覧ください。
リバティアイランドの次走は未定(2023年10月現在)
リバティアイランドは10月15日に京都競馬場で開催された秋華賞で優勝しました。
4月9日に開催された桜花賞、5月21日に開催されたオークス(優駿牝馬)に続き、堂々の牝馬3冠を獲得。
サンデーレーシングの社長である吉田俊介氏は「次走はジョッキーと相談で決める。どこに行くにしても楽しみ」と語っており、具体的な日程は未定です。
次走に関しては公開され次第随時更新していきますので、その都度確認していただければと思います。
リバティアイランドのこれまでの出走成績をご紹介!
では、リバティアイランドがこれまでどんな走りを見せ、どんなレースで活躍してきたのか。
本項目にて、新馬戦からの全レースを解説していきます。
3馬身差の圧倒的勝利を遂げた新馬戦
リバティアイランドのデビュー戦は2022年7月30日に新潟競馬場で開催されたメイクデビュー新潟。
タイトルホルダーやスターズオンアースなど、同年でドゥラメンテ産駒が猛威を振るっているだけあり、単勝オッズ2.1倍という圧倒的人気の中初出走しました。
レースでは、中盤までは中団寄りのやや後方位置をキープ。
終盤に差し掛かるまでは脚を溜め、特に目立った様子はありませんでした。
しかし、ラストの直線になると強烈な末脚を発揮し、先頭に走っていた馬を3馬身差で突き放してゴールイン。
上がり3ハロン31秒4という1986年以降に記録されたJRA最速記録と同等の走りを見せ、競馬業界に衝撃を与えました。
名牝馬の誕生を予感させるデビュー戦となり、会場やメディアは大盛りあがり。
新馬戦から一気に注目を浴びることになり、今後の期待が高まる1戦でした。
惜しくも2着に終わったアルテミスステークス
圧巻のデビューを飾り、大注目の的となった2戦目。
単勝オッズ1.4倍の圧倒的支持を受けて出走したのは2022年10月29日に東京競馬場で開催されたアルテミスステークスでした。
結果は惜しくも2着で終わっています。
レース終盤までは外に蓋をされたような形が続き、最終コーナーを6番手で回る展開に。
ラストの直線中盤でなんとか外に抜け、得意の末脚を発揮したものの1着のラヴェルにクビ差で敗北。
鞍上した川田騎手によると、内枠に入ったことにより進路がない展開になったことが主な敗因だといいます。
ただ、そんなレース展開の中能力の高さは目立っており、実力を再認識できたと語りました。
2歳牝馬女王に輝いた阪神ジュペナイルF
続いてリバティアイランドが出走したのは2022年12月11日に行われた2歳牝G1の阪神ジュペナイルフィリーズです。
前走で惜しくも2着に終わったものの、人気が落ちることはなく単勝オッズ2.6倍の1番人気で出走。
結果は勝利、2歳女王の座を手にすることに成功しました。
これまでと同様に速い流れの中、中団に脚を構えたリバティアイランド。
勝負はやはりラストの直線。
豪快なスパートを決め、2着のシンリョクカに2馬身半の差をつけて快勝しました。
騎手の川田氏はレース途中の時点で「手応え通りの反応。もう負けることはない」と思っていたと語っています。
前走の敗北原因を詰め、完璧な状態に仕上げた事により、またしても圧巻の走りを見せました。
次走は牝馬3冠レースである桜花賞。
2歳女王となったリバティアイランドが3歳牝馬の栄光を掴むことができるのでしょうか。
3歳女王誕生の兆しを見せた桜花賞
2023年4月9日に開催された牝馬3冠レースの一角である桜花賞。
単勝オッズ1.6倍というダントツ人気でレースを迎えます。
結果は見事優勝し、牝馬3冠への兆しを見せました。
スタートに出遅れたリバティアイランドは、馬群後方で脚を溜める展開に。
騎手の川田氏はその時「前に出たがらなかった」と語っており、第4コーナーでは16番手で回ります。
しかし、ラストの直線で本領発揮。
鋭い末脚を発揮し、前に走っていた15頭全てを追い抜かす異次元の走りを見せて見事勝利しました。
レースを見ていたファンはみな称賛し、リバティアイランドが頭一つ抜けた存在であることを再確認させたレースとなりました。
牝馬2冠達成となったオークス(優駿牝馬)
続いては2023年5月21日に開催されたオークス(優駿牝馬)。
単勝オッズ1.4倍という、同レース史上タイの人気を記録して挑んだ1戦です。
結果はなんと、オークス史上最大である6馬身差をつけての大快挙。
2分23秒1というタイムで勝利し、過去10年で2番目の記録を残しました。
レースでは先頭集団が後続を話す展開で始まり、リバティアイランドは中団ポジションでスタートします。
これまで同様、4コーナーまで脚を溜めると、ラストの直線でエンジン全開。
あっという間に集団を抜け出し、余裕にも見える走りを見せてゴールインしました。
過去これだけ圧巻の走りを見せた馬も珍しく、今年の牝馬クラシックを制すのは間違いなくリバティアイランドだという声が挙がるほど。
騎手の川田氏は「無事に夏を超え、秋やそれ以降のレースへの準備をしたい」と語っています。
秋華賞の出走は決まっているので、それまでにコンディションを仕上げて歴史的快挙を見せてくれることが楽しみです。
誰もが認める3冠達成!秋華賞2023
牝馬3冠クラシックの最後の砦である秋華賞。
リバティアイランドは単勝オッズ1,1倍というこれ以上ない支持を受けながら出走しました。
スタートダッシュは落ち着いた滑り出しを決め、レース序盤は様子を伺う形で走行。
3コーナーにかかったタイミングで早くも勝負を仕掛け、直線に向かう頃には先頭に立ちます。
その後、後から追う馬を圧倒的な走りで振り切り、2着馬と1馬身差をつけて堂々のゴールインしました。
レースを見た誰もがリバティアイランドの走りを疑うことなく、逆にリバティアイランドはその期待に応えるような走りを披露。
史上7頭目の牝馬3冠を達成し、世代ナンバーワン牝馬の名が改めて競馬界に知りわたりました。
リバティアイランドの主戦騎手をご紹介!
これまでのリバティアイランドが出走したレースでは川田将雅氏(かわだゆうが)が騎手を努めていました。
川田騎手2020年・2021年で年間2位、2022年は年間1位のリーディング順位を記録し、誰もが知る名ジョッキーです。
2022年には獲得した騎手史上4人目の騎手大賞を受賞し、名実ともに超一流。
川田騎手が得意とするのは、先行有利を取って脚を伸ばさせるスタイルです。
一見、中団から抜け出してラストスパートで駆け抜けるリバティアイランドとは合わない感じもしますが、やはり経験豊富な騎手はどんなスタイルでも柔軟に対応しています。
結果的にここまでの好成績を収めているわけですから、両者の相性はぴったりなのでしょう。
ただ、競馬では騎手が変わることはザラにありますから、レースによってはリバティアイランドよりも優先して鞍上する馬が出てくるかもしれません。
今後川田騎手が相棒としてずっと鞍上していくのかも注目ポイントの一つですね。
リバティアイランドのなんJの評価や評判を調査!
リバティアイランドの大衆からの評価を2ch(5ch)で調査してみました。
まずは実力を評価するコメントから。
強すぎる、化け物、3冠確定など、絶賛されています。
強い牡馬が出走するレースでも通用するという内容も確認でき、性別の壁を超えた活躍にも期待されているようです。
実際、ここまで圧倒的な実力を見せる牝馬は近年いませんでしたし、ここまでの評判の良さも納得。
ただその一方で、厳しい意見もあるようでした。
歴代牝馬の中でも実績を残した馬の成績を超えなければ話にならない。
実際に名高い混合レースの出走もなく、それに出なければなんとも言えないなど、称賛ばかりではありませんでした。
確かに、リバティアイランドが早熟タイプの可能性もありますし、今後どこまで強くなるかはわからないのでこの意見も一理あります。
ただ、現時点では素直にその実力を称えるべきでしょう。
歴代牝馬の中でも最強格と言われるアーモンドアイのように、数々の実績を残して有終の美を飾ることができるポテンシャルは間違いなくあるといえます。
リバティアイランドの出走予定や過去の成績まとめ
ここまでリバティアイランドについて紹介していきましたがいかがでしたでしょうか。
過去レースの詳細を見ても、現役牝馬の中でも群を抜いて実力があるとわかっていただけたと思います。
そんなリバティアイランドの次走は現在未定です。
追加情報が入り次第負って追記していきますので、楽しみにお待ち下さい。